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死ね死ね団ファン、関係者、肉体関係者の皆様へ

癌だとよ。
俺ね、肺癌なんだって。このまま放っておくと癌が増殖・浸潤して周囲の臓器を傷つけ、種々の苦痛を引き起こす可能性が高くて、そして重要な臓器に損傷が及ぶと生命維持が困難になるんだって。要は死ぬ、と。
「手術も出来なければ、完治もしない!キミは織田裕二じゃないからね」。俺の担当医師の佐野先生から、俺の顔にタバコの煙を吹きかけながらハッキリそう言われた。そもそも俺はカンチになる気などさらさら無い。
俺は長生きできる確率の高い治療を受けることにした。
そんなわけで俺は今、入院していてね、毎日放射線治療を受けているんだ。光子力ビームを「ピィー!!」って連日、癌に放ち退治しているのね。先生がだけど。
それと同時に抗がん剤による治療も受けている。いわゆる毛が抜けたり、鼻が取れたり、角が生えてくるなどの、例の副作用があるやつだ。鼻なんて取れてもまた生えてくる!髪の毛なんてキミの陰毛を移植すればいいだけの話だ!
俺はそういった理由で3月25日のライブをサボり、次の4月15日の新宿LOFTのライブもサボることになった。両日とも病院だからだ。
ライブをやること、音楽をやることのみが死ね死ね団の活動だと俺は思っていません。俺が生きていること自体が死ね死ね団の活動だと俺は考えています。俺自身が死ね死ね団そのものだから。
だからライブをやらないからといって、活動休止というわけでもないし、もちろん解散というわけでもない。俺自身は解散できない、解散しようがないからね。「俺は死ぬまで死ね死ね団」と歌っているだろうが。
とにかく、ライブはしばらくサボるよ。
そうそう、そういえば俺の癌は、ステージでいうところの「ステージロフト」なんだってね。佐野先生が言っていたよ。新宿ロフトのステージに戻ってこないと、俺は死なせてもらえないんだって。死ぬことさえできないの。
俺ね、ロフトのステージにもう一度立ってね、口に咥えたタバコに火をつけ、吸ったタバコの煙を吐き出しながら「こんばんわ、肺ガン患者です」。って、こう言いたいな。

                                       



2019年4月4日 中卒